ユニアデックスで働く人の想いをご紹介しています。今回は、人間の輪を広げつつ、自分との闘いをけたいと考える営業。

西川 桃子
STA営業統括部 営業一部 1グループ
2017年入社

学生時代は、心理学やマスコミを勉強しました。華やかな世界への就職を目指す友人が多かったのですが、私は「楽しそう」と直感したIT業界へ。ITは絶対になくならない仕事だと思いましたし、未来を切り拓いていく可能性のある業界と感じたからです。

ユニアデックスには2017年に入社し、6年目です。入社から3年間は金融機関の既存のお客さまを担当し、現在はPCメーカーとのパートナー事業で主に新規のお客さまの案件化を担っています。

新規のお客さまだからといって大きく対応の仕方が変わることはないのですが、関係が長く続くようにとは考えています。例えば、初めてお話をするとき、会社紹介から製品詳細まで1度に説明してしまうと、「検討します」と言われた後は連絡が途切れてしまいがち。そうならないように、「製品の詳細説明は次回にします、来週のご予定は?」と提案するような工夫をしたり・・・。

今の部署に異動したのは、コロナ禍の真っ最中でした。お客さまに対面で会えない、顔馴なじみもいない。そんな状況で自分のコミュニケーションスタイルが変化したと思っています。一度は挑戦した上で、分からないことはしつこいほど上司に相談しましたし、オンライン飲み会を企画して話す場を作るなどで、自分から関係性を築きたい姿勢を強くアピールしたんです。上司でも同僚でも、自分の味方になってくれる人を見つけられれば、人間の輪が広がっていきますから。

画像1: 追えていなかった。自分が販売したシステムがお客さまのどこで使われるのかを:【わたしの仕事のかたち】#12 (2023年3月14日号)

入社2年目に初めて大型案件を受注した時のことが忘れられません。お客さまの納品に立ち会い、実際に動いているシステム機器を見せてもらった時、「西川さんが支援してくれた機器、安定して動いているよ」と教えていただいたのですが、私、反省したんです。自分の販売したシステムはお客さまのどこで使われるのか?最終的にどうなるかを追えていなかったなと気づいて・・・。「これがそうなんだよ」と教えていただいたようでした。その時先輩から「お客さまがこうしてシステムにお金を払ってくださるから、僕らも給料がもらえるんだよ」というお話もいただきました。この経験が大事なものとしてずっと私の中に残っています。

5年目には、新人のトレーナーを任されました。彼女から質問や相談をされる中で、常に心に留めていたのは、考えを尊重し一緒に悩むこと。最初は何事も分からなくて、知らないのは当たり前。その中で、一生懸命考えて伝えてくれることに感謝し、彼女の意見を真摯に受け止め、刺激を受けながら、一緒に成長していきたいと思っていました。

私自身「どんなに失敗しても、しかられたとしても、こっちが責任取るから物怖じしてやらないのはもったいない、まずはやってみなさい」と言ってもらってきたからです。人が優しいから育っていける。お客さまと社内に支えられて成長できる。それがユニアデックスのDNAなんだと感じています。

コロナ以前は海外旅行が好きで毎年のように旅行していましたが、ここ数年は海外旅行ができないので、美術館に行く機会などが増えました。でも、それだけでは生活にメリハリが生まれなくって。そこで、資格を取ろうと勉強を始めました。

2021年は秘書検定3級を取り、2022年には2級を取りました。これは、ビジネスの世界における自分の行動を省みることに役立っています。さらに、ビジネス実務法務検定試験とFP(ファイナンシャルプランナー)技能検定にも合格しました。契約書の内容理解や税制を知ることが目的です。私、自分との闘いを続けたい性質で、時に周りに引かれるぐらいなんです(笑)。でも、資格を取得することで、お客さまとの関係構築にも役立ちますし、将来を見据えた際にも自信を持って生きていける気がしています。

画像2: 追えていなかった。自分が販売したシステムがお客さまのどこで使われるのかを:【わたしの仕事のかたち】#12 (2023年3月14日号)

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