【第9回】
塩坂歩純
エンタープライズ第一営業統括部営業2部
2015年入社

静岡県三島市の出身で、許されれば実家から通勤したいくらい地元が大好きです。中学では吹奏楽部、高校では箏曲(そうきょく)部と音楽中心の活動をしてきて、運動はあまり得意ではありませんでした。ところが大学時代、音楽好きが発展してストリートダンスにハマりました。コロナ禍で活動がしにくくなってしまいましたが、現在も続けています。

営業の仕事を続けて8年。大の「現場好き」です。できるだけSEさんが働く現場に携わることを大切にしています。一人一人がどんな想いを持って仕事に臨んでいるか?「心」に触れやすいですし、お客さまから普通の商談では出てこないような話をお聞きすることもできたり・・・現場では育てられている実感があります!

大学時代は外国語学部で英語コミュニケーションを専攻し、大学3年生の夏から4年生の6月まで米国に留学していました。帰国は、世の中的に新卒の就職活動が終わるようなタイミングでしたので、周りの人たちはあらかた決まっていました。しかし妙に焦りはなかったんです。英語を使った仕事に就くのかなあと、漠然と想像していたのですが、留学を通じて「言語はツールでしかない」と気づき、新しい挑戦をしたいという気持ちが芽生えていたせいかもしれません。

そんな中で、大学の就職課で紹介してもらったのがユニアデックスでした。人事の方と話してみると真摯な対応が印象的でした。「こういう方が働く会社は温かい人が多いはず」と直感し、無謀ですがユニアデックス一社しか受けませんでした(笑)。運よく入社できましたが、なんと予想通り。一緒に働く社員ばかりかお客さまもみなさん温かく優しい方々で…だからこそ8年続けてこられました。

画像1: 一人一人の想いに触れられる“現場”で育てられた:【わたしの仕事のかたち】#9
(2023年1月17日号)

温かさを強く感じたのが先輩トレーナーの教育でした。私は文系でしたから、最初はわからないことだらけ。お客さまとのミーティングでも、技術的な会話内容はもちろん、単語の意味すらわからず、議事メモも取れなくて・・・そんな私に、先輩はゼロから全部、何度でも教えてくれました。

特に深く印象に残っている言葉があります。それは「知識がある人を味方につけて、さらに知識のある人とつながり、社内外の輪を広げるべし」というもの。さまざまな人と接点を持つことで、自分の知識や考え方が大きく広がると教えてくれました。

今は、私が教える立場になりましたが、先輩と同じようには到底できません。ただこの‟つながりをつくる” ことだけは後輩に伝えていきます。

2020年に担当が変わり、約3年が経ちました。当時は新型コロナ禍が広がりを見せ始めた頃合い。新しいお客さまには直接ご挨拶にも伺えていませんし、接点はメールとWeb会議のみ。そこで会議後には電話をしてコミュニケーションを増やし、お客さまが日頃感じる何気ない疑問を掘り下げたり、引き出したり。現在ではWeb会議と電話、チャットなど複数の手段を使い分けるようにしています。

お客さまと“一緒に”考え、課題解決につながるヒントをキャッチアップする姿勢は、ユニアデックスが掲げるカスタマーサクセスともつながっていると感じていますし、「現場好き」の私らしいアプローチなのでは?という確信も持っています。

実はストリートダンスのコミュニティーで同業他社やユーザー企業の方と出会い、角度の違う情報に触れる経験がありました。他社の情報システム部門以外の社員の方とお話することは少なく、お客さまについて新たな気づきが得られたのは面白い経験でした。偶然なのか? あるいは私の意識的に現場に飛び込む身上がもたらした必然なのか?不思議に思ったりもします。

画像2: 一人一人の想いに触れられる“現場”で育てられた:【わたしの仕事のかたち】#9
(2023年1月17日号)
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