蛭子能収さんインタビュー(後編)「相手が社長で自分は係長」(2016年9月13日号)
さまざまなジャンルで活躍される蛭子能収さんは、実は人と上手に付き合うことが苦手だと言います。しかし苦手なだけでは、次のステップとなる出会いもありません。蛭子さんは、人と付き合うために、「頼まれたら断らない」「自分の嫌なことは人にしない」「人より下の立場に身を置く」ことを大切にしていると言います。特別インタビューの後編をお届けします。
作家性は決して侵してはいけない
― (前編で)テレビ局で自分が挨拶されたら嫌だから、大御所にも挨拶をしなかったという話をされました。自分が嫌なことは人にしないという姿勢を蛭子さんは大事にされているのですね。
そうですね。例えばテレビ番組の収録や映画の撮影で「...