※本記事の内容はイベント開催時のものです。その後予告なしに変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
2022年6月19日、武蔵野芸術劇場にて「経済ゼミ DXだヨ!全員集合!!~あなたの商店街からはじまるイノベーション~」が開催されました。
ユニアデックスは、トークセッションに参画、および展示ブースを出展しましたので、その模様をレポートします!
トークセッションは、公益社団法人 日本青年会議所 関東地区 東京ブロック協議会主催のイベント、第51回東京ブロック大会武蔵野大会「IMPACT FES in MUSASHINO」内にて実施されました。
トークメンバーは、
経済産業大臣 萩生田 光一 様
一般社団法人 日本デジタルトランスフォーメーション推進協会 代表理事 森戸 裕一 様
日本金融経済研究所 代表理事 経済アナリスト 馬渕 磨理子 様
という錚々たる顔ぶれがご登壇される中、当社エバンジェリストの高橋 優亮が、前回イベントでの講演に続き、今回はモデレーターを務めました。
日本では、99.7%が中小企業といわれる中で、日々の業務でDX(デジタルトランスフォーメーション)を目指すには、多くの人はまだまだハードルが高いと感じていたり、そもそもDXを認識していなかったり、そのため検討そのものがなかなか進まないのが現状だそうです。
そこで今回のイベントは、中小企業や零細企業、個人経営の店舗も多い「商店街」にスポットライトを当て、「商店街におけるDX」をテーマにトークを展開することで、少しでもDXを身近に感じていただきたいと企画したのでした。
高橋がヒアリングしてきた、実際に商店街で店舗を運営される方々が抱える課題や疑問を、ご登壇のお三方にぶつけていく形で進んでいきました。
商店街が抱える、高齢化、人口減少、消費行動の変化や資金調達の難しさなどのさまざまな難しい課題に対して、
デジタル化、DXにより効果を得ることができるのか!?
「商店街のDXって、そもそも意味あるの?」
「何をしたらいいのか、正直さっぱり分からない!」
「費用がかかりそうで二の足を踏んでしまう」
そんな現場のリアルな疑問に対して、萩生田経済産業大臣をはじめ、パネリストの皆さまから丁寧なアドバイスがありました。
特に「一人でやらずに仲間を集めて取り組むことが大切」というアドバイスは、資金や人材に限りがある中小企業がデジタル化やDXを進めていく上での大切なメッセージだと感じました。
加えて、萩生田経済産業大臣からは、経済産業省として、
・デジタル化に向けた専門家の派遣支援
・ITツールを導入する際に必要な費用の補助
・デジタル人材の育成の支援
などの支援策がご紹介され、国としても中小企業に対する手厚いサポート体制を構築していることが案内されました。
今回のトークセッションを通じて、パネリストの皆さまから現状の課題認識やそれに対する想い、具体的な政策・支援策などが、ざっくばらんかつリアルに語られました。中小企業・零細企業の方々には、国のデジタル化支援に対する期待感や、やってみたい!という気持ちが高まったのではないかなと感じました。
展示ブースでは、ユニアデックスが真剣に取り組んでいるAIやIoTといったデジタル化に欠かせない要素技術を中心にご紹介しました。
特に、エッジコンピューティングよるAI画像分析の技術をゲーム感覚で来場者に楽しんでいただくエリアは、行列ができるほど大好評!
年齢、性別、マスクの有無を分析するAIカメラの前では、表示される年齢の正確さに感心されるとともに、「実年齢よりも若い!/老けている・・・」などの会話から技術的な話まで当社メンバーと会話が弾んでいました。
喜怒哀楽の表情をAIが点数化するゲームでは、「怒る」の表情に皆さん大苦戦!それと同時に、AIが顔の表情を認識する技術力の高さが実感でき、大盛り上がりでした。
ユニアデックスは、今回展示したさまざまな要素技術をご参加者に気軽に体感いただくことで、DX推進のきっかけになれば、という想いを込めています。
ここでの体験から、中小企業の皆さんにはITへの苦手意識を無くし、ITからヒントを得て自社の課題を解決する新しいアイデアが生まれることを期待いたします。
ユニアデックスは今後も、お客さまの抱えるさまざまな課題を解決するため、DX実現に向けたサポートを積極的に進めてまいります。
今回のイベントで展示しました要素技術は、
ユニアデックスの共創スペース「ACT+BASE@丸の内」
でもご案内しています。気になる方はぜひお問い合わせください。