季節が変わってしまいましたが、撮影日の4月13日の京都は、桜が満開の絶好の撮影日和でした。撮影隊6名で向かったのは、京都府長岡京市に所在されてる椿本チエイン様のグループ企業であるツバキE&M様の工場。工場の敷地前にある満開の大きな桜の木が撮影隊をお出迎えをしてくれました。
工場内では安全対策のため、撮影隊もヘルメットを着用。撮影隊は、実際の製造現場に入らせていただいたことの興奮を抑えつつ、工員の皆さまの邪魔にならないように撮影の準備を開始しました。
今回、IoTの仕組みを導入いただいた目的は、機械に取り付けられたPLC(制御装置)からのデータを元に、生産現場における生産工程を可視化するためです。具体的には、ツバキE&M様の生産工程(減速機用歯車製作ラインのシェービング工程)において、これまでは現場担当者が目視などでご確認されていた稼働状態、異常発生などを、機器に取り付けられたPLCからのデータを椿本チエイン様の遠隔監視システム「MitaMon」と連携し、定量的に把握されるためです。
動画では、椿本チエイン 上席執行役員 山本雅彦様とツバキE&M 生産技術部生産革新課 中尾剛様にインタビューをさせていただき、作業風景の中で工員の方々にもご登場いただきました。お二方ともリハーサルなしで本番撮影でき、撮影はとてもスムーズに進みました。工員の皆様は、とってもフレンドリーで、撮影隊が近づくと作業中の手を止めご協力していただきました。また、工場内にはロボットが多数あり、アーム型のロボットの自動化された工程を見せていただいた際は、撮影を忘れて夢中になりました。
椿本チエイン様には、今回は一部の機械にIoT機器を設置し、効果を確認していただきました。今後はPLC非対応の機械や他工場にむけても、セキュアなネットワークを利用した機密情報の通信や自社構築するよりも導入・運用コストがかからない、IoTパッケージサービスの導入を引き続きご検討いただける予定です。
日本マイクロソフト、NTTドコモ、ユニアデックスの3社は、椿本チエイン様の導入を皮切りに、製造業およびヘルスケア事業向けの新たなIoTパッケージサービスの開発・検討を加速し、地方創生や社会的課題の解決につながるサービスの開発や導入推進に取り組んで参ります。
本協業にご興味がございましたら、お声掛けくださいますと幸いでございます。