ユニアデックスで働く人の想いをご紹介しています。第6回は、カスタマーサクセスを推進する元エンジニア。

【第6回】
古田佳世 
2013年入社 
営業企画部カスタマーサクセス推進室

生まれは東京、育ちは横浜。洋食屋の娘です。

物心がついた頃には家にパソコンがありました。せめてキーボードに慣れさせておこうかと親が考えて用意したみたいです。その影響か、高校を含めてずっと情報処理を学び、エンジニアになりました。

夫のカメラ好きの影響で、自分でも一眼レフを買いました。普段はいかないような公園にも行くようになり、花や自然を撮影して楽しんでいます。いまでは小型カメラと2台持ちです。ただ、この趣味では理系としての探究心みたいなものは発揮されず、被写界深度とか言われてもいまだによくわかっていません(笑)。

ユニアデックスには、2013年に中途で入社しました。それまではIT業界の中でもアプリケーション系を得意とする会社にいて、汎用機のアプリケーション開発に使う長ーいコードをひたすら書いていました。ユニアデックスには社内システムの開発で協力社員として派遣されていたんです。その途中で、インフラの部署を立ち上げるから と機会があり、アプリからインフラの世界に踏み込み、その後、社員にならないかと声をかけていただきました。

つまりインフラをやりだしたのはこの会社からなんです。でも不思議と戸惑ったというようなことはなかったですね。それまでのミドルウエアを扱ってきた経験が生きたんです。私はインフラ屋さんになったけれどもお客さまはその上にアプリケーションとかミドルウエアを載せた上でお使いになりますからね。"つなぐ話” ができるんです。

そして今、全く違う世界にいます。社員にカスタマーサクセスの考えを布教し、実践にもっていく部署です。ずっと開発という一つの業務をやってた人間に、会社全体の、しかも風土改革のようなことをやれということなんですが、エンジニアだった時の上司に呼ばれたのがきっかけです。アンタならできるかもね ということだったんだと思います。

新しい職務で一年以上経ち、まだもがいている最中ですが、やりがいはありますね。社員に広く概念をわかってもらい、理解と行動に移してもらうための、これもインフラ整備ですから。

画像1: 同じ仕事を成し遂げた仲間として扱っていただいた瞬間【わたしの仕事のかたち】#6 (2022年7月25日号)

さまざまな部署の社員と会話をするとよく話に出るのが、「そもそもカスタマーサクセスって、今までユニアデックスが当たり前にやってきたことにやっと名前が付いただけなんじゃないの?」というものです。全くその通りだと思っています。外の協力会社にいたときから、ここの社員は団結力が強いし、お客さまに対して自分は何ができるのかということを当たり前に考えている人が多いなと実感していたので。つまり、心がけというか素養は十分。それを個人依存にとどめないでどう体系化・共通化していくか? そこが肝ですね。

エンジニア時代、金融系のお客さまでしたが、上位の方も含まれる定例会をプロジェクトマネジャーとして仕切らせていただいたことがあります。それ自体大変光栄なことでしたが、プロジェクト終了後にお客さまからお借りしていた入館証をお返ししに行ったときのこと、中に入ったら、直接インフラ系のお仕事をした方々ばかりか、他の部署の方々も集まった中心で急遽「挨拶してよ」となりました。同じ仕事を成し遂げた仲間として私を扱っていただいたようで、忘れられない思い出です。

関係性づくりがすべてとまでは言いませんが、人対人の仕事の中で相手がどう考えているのか?を互いに意識しながら一つのことを成し遂げていく、その重要性や楽しさをつくづく考えるきっかけになりました。

私にとってのお客さまって、いろいろいらっしゃいますけど「相手にとってのユニアデックスは私だけ。だからどんなお客さまからも逃げない」それを矜持として仕事をしてきたつもりです。いま、逃げないという時代ではないかもしれませんが、そこを含めてカスタマーサクセスの理解と行動においても私の経験が役に立つ部分があるといいなと思っています。

画像2: 同じ仕事を成し遂げた仲間として扱っていただいた瞬間【わたしの仕事のかたち】#6 (2022年7月25日号)
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