WirelessWire Newsで連載中のインタビュー企画、「ヒトとモノを巡る冒険」第2回目です。
今回伺ったセントケア・ホールディング本社は、銀座線京橋駅から少し八丁堀によったオフィス街。以前、茅場町のオフィスで勤務していたこともあり、この地域は、懐かしさを感じるエリアです。
「介護」というと、年齢によっては受け止め方が違うかもしれませんが、要介護認定を受けている方々は2014年10月に600万人を超えているので、身近に感じている方も少なくないでしょう。実は僕もそのうちの一人です。
治療の場としての医療に対して、生活の場としての介護、というフレーズを聞かれたことがあるかもしれません。ヒトを中心とした生活の場で、介護事業者がサービスをどのようにとらえて、モノの活用にどのように取り組まれているのか?この姿をすこしでも明らかにするために、ICT分野で先進的に取り組まれている介護事業者であるセントケア・ホールディング社に今回はインタビューをお願いしました。
曇り空の昼過ぎに京橋のオフィスにお伺いすると、広報の方々がいらっしゃいました。インタビューと撮影に際しての事前打ち合わせをします。お伺いする内容を事前に送っていますが、改めて説明します。また、インタビューしやすいレイアウトを決めるのに意外と時間がかかります。インタビューのしやすさだけではなく、撮影しやすいレイアウトである必要もあります。準備が終わった頃に執行役員で医療企画本部本部長の岡本茂雄様がお見えになりインタビュースタートです。事前にお送りしていた質問に対して、ときどき脱線しながらも豊富な過去の経験を踏まえてお話しいただきました。内容はインタビュー記事に譲りますが、介護現場におけるイノベーションとして、「ロボット」「人工知能」「医学の進化」をテーマとして取り組まれている様子をふんだんに伺うことができました。
濃厚なインタビューが終わったのは夕方。僕たちの生活環境が情報通信技術で少しずつ変わってきたのと同じように、生活の場としての介護現場も変わっていくのだと、東京駅まで歩きながら、あらためて実感していました。
それでは、第2回目の冒険をご覧下さい。
https://wirelesswire.jp/2016/08/56008/
<2016年8月30日 IoTビジネス開発室 室長 山平哲也>