ストームチェイサーが見つめる空―雷雲撮影のプロフェッショナル、青木豊さんの世界「プロフェッショナルから学ぶ仕事の心」
第19回(2025年5月20日号)
年々、異常気象への関心が高まる中、空と向き合い続けながら、気象現象を記録し続ける一人の写真家がいます。雷や雲、竜巻といった「気象の瞬間」の美しさと怖さを印象深い作品として発信し続けるストームチェイサーの青木豊さんです。写真館を営む家に育ち、30代後半で大きな転機を迎えて以後、空とカメラに真正面から向き合う日々。青木さんが激しい雷雨や竜巻、嵐などを追跡して観察・記録するストームチェイサーを志したきっかけから、雷雲撮影の現場、そして写真を通じて社会に投げかけるメッセージまで。その生き方と、原動力に迫りました。