人に優しい未来を生み出すテクノロジー第5回:進化するクルマ(2015年1月13日号)
「テクノロジーが見えなくなった時がその普及期」。こう述べたのは、世界的なPR会社の社長であるレジス・マッケンナ氏である。今の自動車には、実は見えないところにテクノロジーがふんだんに使われている。ドアウィンドーは、ノブを手で回して開け閉めしなくなった。これはECU(電子制御ユニット)でモーターを動かし窓の開閉を行っているからだ。ハンドルもパワーステアリングが当たり前になった。ここでもECUを通してモーターでハンドルをアシストしている。テクノロジーの究極が「自動運転車」になる。