がんに影響を受けた人たちの居場所を。「マギーズ東京」「トヨスの人」第9回 (2022年3月8日号)
造園家だったイギリス人のマギー・K・ジェンクスは、がん闘病中「一人の人間としていられる場所と、友人のような道案内がほしい」と願い、行動を起こしました。エジンバラの病院敷地内に、がんに影響を受ける誰もが気軽に立ち寄れる空間を作ったのが「マギーズセンター」のはじまりです。本人は1996年のオープンに間に合わず亡くなってしまいましたが、彼女の遺志を受け、その後イギリス国内外で27カ所のマギーズセンターが誕生しました。
寄付で運営するマギーズセンターを、ぜひ日本でも実現したい! と奔走した人たちがいます。2016年に豊洲でスタートし、2021年10月に5周年を迎えた「マギーズ東京」。
トヨスの人...