「牧場ごとの想いを1杯に」。酪農と消費者の橋渡しをする、武蔵野デーリー・木村 充慶さん(2025年6月17日号)
「ツナイダ☆チカラ」第16回自然豊かな公園や大型商業施設などがあり、今も昔も多くの人でにぎわう東京・吉祥寺。「武蔵野デーリー」は、吉祥寺駅からほど近い大通り沿いにあるミルクスタンドです。日本各地の牧場から厳選した牛乳や、自社で製造した牛乳なども販売しています。「牧場によって異なるミルクの風味がダイレクトに感じられるとお客さまに好評です」と話すのは、取締役の木村 充慶さん。牧草や乳牛の育て方に対する各牧場のこだわりにリスペクトを込めて、木村さんはこれらの牛乳を「クラフトミルク」と呼んでいます。クラフトミルクの販売に至ったきっかけやユニークな発想から生まれた新たな取り組み、酪農や乳業の課題解...