ユニアデックスの本社がある東京・豊洲界隈のランチスポットをご紹介する『トヨメシ』。第5回にご登場いただくのは、豊洲から離れて、勝どき「ごま料理 蔵馬」。行列ができる人気のランチや料理へのこだわりなどについて、ご主人にうかがいました。

名脇役のごまにスポットをあてた和食店

画像: 「蔵馬」とかかれた提灯が目印。路地の和食屋さんは、こちらだけですので、目立っています。

「蔵馬」とかかれた提灯が目印。路地の和食屋さんは、こちらだけですので、目立っています。

東京・中央区、都営大江戸線勝どき駅前の交差点から晴海通りを南へ進み、東仲通りを左へ。徒歩3分ほどの場所にあるのが「ごま料理 蔵馬」。ユニアデックス本社からも散策がてら20分程度で歩ける距離です。

店主の金倉健志さんは月島出身。都内の調理師専門学校で日本料理を学び、ホテルや割烹、料亭、ふぐ料理店などで修行を重ねた料理人です。独立までの10年間は、都内の広島料理店で店舗運営や新規店の立ち上げなど経営側の立場も経験されました。

祖父宅を改装し、開業したのは2017年6月。金倉さんは「ごまは最高の脇役。味も食感も豊かになる大事な存在」と話します。そんな魅力を生かし、旬の素材を楽しめる和食の数々を提供しています。なかでも看板メニューの「胡麻豆腐」は、修行時代に病床のおじいさまに作ってあげた思い出の一品。

「祖父が美味しい、美味しいと言って食べてくれたときの幸せな気持ちが忘れられなくて、ごま料理を看板に掲げようと決めました」

美味しい料理でお客さまを笑顔にしたい

画像: 店主・金倉健志さん。店名の「蔵馬」は苗字の「くら」と、馬が駆け上がっていくような縁起の良さ、懐石料理店で働いた経験から京都の鞍馬山もイメージしたそう。

店主・金倉健志さん。店名の「蔵馬」は苗字の「くら」と、馬が駆け上がっていくような縁起の良さ、懐石料理店で働いた経験から京都の鞍馬山もイメージしたそう。

金倉さんが料理人として最も大切にしているのは、ていねいに仕事をすること。たとえば「胡麻豆腐」も特別なことはせず、白ごまと吉野葛を使って基本のレシピできちんと作ることが信条だそう。魚や野菜も下ごしらえから手間を惜しむことはありません。

もちろん、炒りごまやすりごまも自家製です。天ぷらにはごま塩を、サラダには炒りごまをふりかけて、と料理に応じて使い分けています。さらにこだわっているのは、シンプルに分かりやすくて美味しいこと。

「料理の名前をわかりやすくして、お客さまがどんな料理なのかイメージしやすくしています。さらに、お値打ち感があることはとても大事。旬の食材に細かな手仕事を施せばお値打ち感を出せますから、料理人の腕の見せ所です」

そんな金倉さんが料理の道を志したきっかけは、小さい頃に大好きな祖父母や両親と外食に出かけた思い出にあるそうです。

「お店ではどのお客さんもみんな笑顔。大切な人と食卓を囲むことの素晴らしさを幼心に感じていました。食は“人を良くする”と書きますが、お客さまを笑顔にできる料理をめざしています

ランチは行列ができるほどの人気

画像: 取材日の「日替わり定食」は金目鯛の煮付け。大根、豆腐、小松菜を土鍋で提供。ご飯と味噌汁はおかわり自由。小鉢と自家製わらびもちもセット。わらびもちのきな粉にもごまが混ぜてあり風味豊か。

取材日の「日替わり定食」は金目鯛の煮付け。大根、豆腐、小松菜を土鍋で提供。ご飯と味噌汁はおかわり自由。小鉢と自家製わらびもちもセット。わらびもちのきな粉にもごまが混ぜてあり風味豊か。

画像: 「勝どき江戸前天丼」。天ぷらはハゼ、穴子、海老、野菜、半熟卵と豪華。甘めのたれがよく染みて、ご飯の最後の一粒まで大満足。

「勝どき江戸前天丼」。天ぷらはハゼ、穴子、海老、野菜、半熟卵と豪華。甘めのたれがよく染みて、ご飯の最後の一粒まで大満足。

平日の昼時になると、店の前には行列がずらり。近隣で働く女性などを中心に人気が広がっています。

「2017年10月、晴海アイランドトリトンスクエアとつながる橋が近くにできてお客さまがぐっと増えました。年齢層は幅広く、リピーターの方も多くてありがたいです」

平日のランチメニューは、「日替わり定食」「勝どき江戸前天丼」「稲庭うどんセット」の3種。土曜日は「築地直送お刺身定食」。こんなに豪華なのに全て税込1,000円という嬉しい価格です。日替わり定食は、その日仕入れた旬の魚を適した調理法で提供。稲庭うどんは夏季限定で、麺つゆはごまだれ。冬場は稲庭うどんに代わってカキフライ定食が登場するそうです。

夜のおすすめは、めずらしい「胡麻豆腐の揚げ出し」で、外側がかりっとしていて中はとろりとした食感が特徴。「胡麻豆腐」を中心としたコースもあります(要予約)。また、冬季には利休鍋も登場。ごまベースのスープに牡蠣や鴨が加わり、体の芯から温まる絶品です。

憩いの場のような店をめざして

画像: 右から金倉さん、妻の佳代さん、フロアスタッフの吉永綾子さん、板前の二本柳慎さん。親しみやすい皆さんが笑顔でお出迎え。吉永さんと二本柳さんは、金倉さんを慕ってこられたました。ベテランの吉永さん、お若いのに芯が強い二本柳さん、そして優しく頼りがいある佳代さんに支えられているそうです。いい笑顔ですね!

右から金倉さん、妻の佳代さん、フロアスタッフの吉永綾子さん、板前の二本柳慎さん。親しみやすい皆さんが笑顔でお出迎え。吉永さんと二本柳さんは、金倉さんを慕ってこられたました。ベテランの吉永さん、お若いのに芯が強い二本柳さん、そして優しく頼りがいある佳代さんに支えられているそうです。いい笑顔ですね!

手入れの行き届いた店内にはカウンターが3席、テーブル席が14席。野趣あふれる土壁、障子を再利用したハンガーラックなど木材を使ったインテリアが配され、ぬくもりのある空間となっています。この内装を手がけたのは隣の工務店さんだそう。

「お酒やお米もできるだけ地元の商店から買っていますし、裏にはまぐろの仲買い業者さんが住んでいるので仕入れさせてもらっています。変化し続ける勝どきですが、下町らしい人情は大事にしたいですね。」

人とのつながりを大事にする金倉さんのもとには、以前同じ店で働いていた2人の仲間が集結。修行時代から金倉さんを支え続けてくれている奥さまとともに、家族のような4人で切り盛りしています。実は「蔵馬」は、奥さまが背中を押してくれたので開店できたそうです。

「一人ではなかなか踏み切れずにいたのですが、妻のひと押しがあったおかげで開店できたと思っています。私はいつも周りの人に助けられていて、ありがたい限りです。お客さまからカウンター越しに直接『おいしい』と言っていただけるのも本当に嬉しい。今後はお客さまにとって憩いの場のような存在になれるよう精進していきたいと思います」

画像: 豊洲界隈のランチスポットを紹介する『トヨメシ』第5回 
東京・中央区勝どき ごま料理 「蔵馬」
勝どきで食す、心のこもったごま料理(2018年10月10号)

アットホームな「蔵馬」には、料理の美味しさはさることながら、何度も通いたくなる魅力が詰まっています。ユニアデックスにお越しの際は、景色を楽しみながら勝どきまで歩いて「ごま料理 蔵馬」で美味しいランチをどうぞ。

「ごま料理 蔵馬」さん、今回はごちそうさまでした。

【ごま料理 蔵馬】
東京都中央区勝どき2-7-9
Tel. 03-3534-1176

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.