広告・宣伝業界ではその名を知らない人はいない老舗の業界誌「宣伝会議」。出版事業にとどまらず、今年で61年をむかえるコピーライター養成講座では多くのプロを育ててきました。その流れの中でコピーライターの登竜門として親しまれている「宣伝会議賞」という公募コピーコンテストがあります。今年で56回を数える歴史と権威のあるコンテストです。

「宣伝会議賞」とは
1962 年にスタートし、今年56 回目を迎える日本最大規模の公募広告賞。日本を代表する
企業の実在する商品・サービスを課題として、キャッチフレーズやテレビ・ラジオCM 企
画のアイデアを募集する“誰でも参加できる”公募型コンテストです。審査員には仲畑貴志
氏・箭内道彦氏・山本高史氏ら日本を代表するクリエイター約100 名が名を連ね、一次審
査通過率は約1%!過去最大の応募数は52 万3392 点(第52 回)にのぼります。

この「宣伝会議賞」に、一昨年からは中高生部門も開設され、3回目となる今年のお題が、このほど発表になりました。サイトはこちら>>>>
この部門にはユニアデックスも協賛しているのです。

そうそうたる協賛企業の中で、ユニアデックスが出したお題とは?

『デジタル技術でエクセレントになった未来の学校生活を表現するキャッチフレーズ』を考えてください。

画像: 企業からのメッセージ: AmazonもUberもとても便利だ。でも、おかげでショッピングモールもタクシー会社も窮地に立たされている。 デジタル技術で練られた新ビジネスが多くの業界を破壊している。これは米国の話。 しかしみなさんが社会に出る頃にはデジタル化の波は日本にも…。 今のうちに柔軟な思考に慣れておきませんか?デジタルで一変した未来の学校生活を表現してみてください。

企業からのメッセージ:
AmazonもUberもとても便利だ。でも、おかげでショッピングモールもタクシー会社も窮地に立たされている。 デジタル技術で練られた新ビジネスが多くの業界を破壊している。これは米国の話。 しかしみなさんが社会に出る頃にはデジタル化の波は日本にも…。 今のうちに柔軟な思考に慣れておきませんか?デジタルで一変した未来の学校生活を表現してみてください。

少しわかりづらいとか、挑みづらいとか思われましたかね? 
このお題を考えるのには結構苦労しました。なにしろ、名前を連ねるB2Cの他社さんに比べると当社は一般の人たちには知られていない、ITインフラを陰で支える企業。よく知られた商品やサービスを起点にして、「その使い易さをアピールするキャッチフレーズを考えてください」というようなお題の出し方ができない。基本的な事業説明が必要になってしまう。あれこれ考えた結果、中高生諸君も多かれ少なかれ将来巻き込まれていくであろう「デジタルトランスフォーメーション」を持ち出したわけです。当社が実ビジネスとして取り組もうとしている分野でもありますし。

お題にもあるように、デジタル技術を駆使して既存の業界を破壊しつつ新しい市場が生まれていく「デジタルトランスフォーメーション」は、ちょうど中高生の皆さんが社会に出る頃には日本にも訪れているムーブメントです。どうせ巻き込まれるのなら、今のうちにデジタル技術の応用ということに慣れておきませんか?というのが裏の主旨です。

ここで、応募へのお誘いもかねて、考え方のアドバイスめいたものを・・・

ドラえもんのポケットから飛び出す夢の道具を藤子先生が考案したように、ひとまず、未来の学校生活が楽しくエクセレントになりそうな絵図を自由に空想してみてください。そのときに何かデジタル技術がからんでいればいいのですが、デジタルネーティブの中高生諸君なら、たとえば身近なスマホを応用するだけでも簡単に空想できると思います。

恋や部活や勉学が、校舎の使い勝手が、通学路が、はたまた先生や親、社会との関係性が、こんなデジタル技術でこう変わっていくといいな・・・手始めにそんなところから空想を始めてみてはいかがでしょう? 

次にその世界を短く一言で表現してみてください。というかそこがこの企画の本筋ですね。ただ空想が暴走して小説やシナリオ、いっそ単なる妄想になったものを送っていただいても構わないですよ。

読者のみなさんのお子さんやお知り合いにも、こんなお題に興味がありそうな中高生がいらっしゃったら、ぜひ応募をすすめてみてくださいね。

第56 回「宣伝会議賞中高生部門」詳細
【募集内容】
協賛企業から出題される、商品・サービス・企業広告などの広告課題に対して、
キャッチフレーズもしくはCM 企画の作品を募集します。
【応募期間】
2018 年8 月30 日(木)~2018 年10 月31 日(水)13:00
※応募はWeb サイトからのみ受け付け。
【URL】
 〔公式サイト〕:https://senden.co.jp
 〔中高部門課題一覧〕https://senden.co/themes#student
【応募資格】
中高生部門への作品応募は、応募締切日の2018年10月31日時点で、国内外の中学校・高校(通信制を含む)に所属する方、ならびに2019年4月2日時点で、20歳未満の方に限らせていただきます。なお、審査過程でご本人確認をさせていただく場合がございます。
【応募方法】宣伝会議賞Web サイトで応募者登録の上、作品を入力・応募することができ
ます。
【審査員】
審査員長の渡辺潤平氏(コピーライター)ほか、広告界の第一線で活躍するコピーライターやCM プランナー、クリエイティブディレクター計8名。特別審査員:五明拓弥、遠山大輔(お笑い芸人・グランジ)、内田珠鈴(歌手・女優)
【贈賞関係】
・グランプリ (1点)
・準グランプリ (1点)
・ゴールド (1点)
・シルバー (1点)
・ブロンズ (1点)
・協賛企業賞 (各課題1点)
【発表スケジュール】
一次審査通過者発表:『宣伝会議』2019 年3 月号(2 月1 日発売)
二次・三次審査通過者、協賛企業賞および「中高生部門」受賞者の発表:『宣伝会議』2019
年4 月号(3 月1 日発売)
グランプリの発表:2019 年3 月上旬に都内で開催予定の贈賞式および『宣伝会議』2019 年
5 月号(4 月1 日発売)

ご参考:昨年(第2回)の受賞作品

グランプリ:菅公学生服 『クリーニングじゃ明日の告白は間に合わない。』
準グランプリ:マテル・インターナショナル 『UNOは持ってる。パンツは忘れた。』
ゴールド:アサヒ飲料 『俺らにスタバはまだ早い。』
シルバー:河合塾 『ありがとう。私もがんばるね。あなたの名前。知らないけど。』
ブロンズ:吉野家ホールディングス 『えっ、それ牛丼5杯食えんじゃん。』

中高生のみなさん、おじさんが忘れ去った瑞々しい感覚を込めた力作をお待ちしています!

画像: ご参考:昨年(第2回)の受賞作品
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