日本ユニシスグループは7月、ニッケコルトンプラザさんにご協力いただき、テナントで「人流解析センサー」を用いた実証実験を実施しました。来店者の行動変化のデータを分析することでテナントの売上拡大につながるための取り組みを検討するためです。
実証実験では、施設内の数箇所にカメラを設置し、「テナント前を通過した人数と、テナントに入店した人数の割合」や「店舗に入店した人数と、洋服などのどんな棚前で滞在したかの人数の割合」、さらには「店舗に入店した人数と、商品を購入した人数などの割合」を分析。また、広告物や店頭での声かけや接客前後の行動変化も分析するそうです。
本八幡には初上陸(笑)だったのですが、さすが千葉県の入口だけあり、駅は大きく駅前は賑わっていました。そういえば、ニッケコルトンプラザは、日本毛織さんのグループですよね。ショッピングモールも運営されているとは、深~いお話がありそうです。
さらに、ショッピングモールなどを営みながら、地域の人々と工芸をつなぐ活動を30年近くされています。まさに「ツナイダ☆チカラ」の活動!ぜひお話を伺いたいと思い、運営会社の阪本社長にインタビューしました。本編の前に取材模様をお届けします!
こちらは工場の跡地だけあって全体の敷地はとっても広いんです。ショッピングモール、飲食店、スーパー(ダイエー)、映画館、トイザらス、テニスコート、クリニックなどがある大型複合施設です。「ここに来れば1日遊べるし、ほとんどの用事を済ますことができるから地元のファミリー層を中心に人気なモール」と伺い納得。モール内は天井から日がたくさん差し込み、とても気持ち良い環境です。
また、設立当時の社長の「工芸学校のある街」にしたいという強い想いが引き継がれ、2001年から「工房からの風」という野外クラフト展を開催しています。新人工芸作家のチャンスの場としても知られていて、公募により毎回50人の工芸作家を選出し、秋に展覧会を開催しているそうですよ。素晴らしい取り組みですよね!
「ここは、子どもが遊びに来ても安心・安全なモールです。他のショッピングセンターなら館内で警察官が巡回していると何かあったのか?と不安に思われますが、ここでは日常の風景です。派手さはありませんが、地域の方々に愛され、信頼されているモールなんです。」と阪本社長はおっしゃっていました。
本編では、工場跡地をショッピングモールにした経緯から始まり、隣接する「鎮守の杜」の歴史や「工房からの風」の取り組み、30周年を迎え新たなチャレンジなどのお話をご紹介します。
NexTalk編集部のミキティーが「鎮守の杜」に潜入したレポートもありますよ。10月号をお楽しみに!