ビル、タワー、工場、病院、ショッピングモール…すべて紙で作られた模型たちが直径120センチの台座に配置され、中央では歯車でできたハートが奇妙な動きをする。その根元に加えられた新しい歯車によって街が動き出し、ビル群を縫うように、紙製の車、電車、飛行機がバトンタッチしながら動き回る・・・・こんな動画「連鎖する街」をこの春に制作しました。動画はこちら>>UNIADEX Tubeへ

どうしてこのような動画を作ったかというと、ユニアデックスと社会との関わりを表現したかったからです。
ユニアデックスは企業のICTインフラを裏で支える(つくり、守り、最適化する)ことによって、重要な社会インフラが止まらずうまく回るように日々頑張っています。良い未来づくりにも貢献したいと思っています。そんな気持ちをこの動画で伝えたかったのです。途中で出てくる手や歯車が、いわばユニアデックスなのです。

さて、この動画は、もうすぐ桜が咲く頃に季節外れの雪が降った2018年3月28日、東名川崎インターのそばにある黒沢明フィルムスタジオで撮影されました。以下、写真で舞台裏をご紹介します。

画像: スタジオ全体はこんな感じでした

スタジオ全体はこんな感じでした

画像: 冒頭の赤い紙を丸く切るシーンの下準備

冒頭の赤い紙を丸く切るシーンの下準備

画像: 歯車で動く赤いハートの制作過程です。監督自ら調整。紙が想定より薄かったため、動きの再現は難航・・・

歯車で動く赤いハートの制作過程です。監督自ら調整。紙が想定より薄かったため、動きの再現は難航・・・

画像: 赤い紙をくり抜くシーンは、最初このようにハサミを使おうとしましたが、切り口がきれいにならず断念。コンパス型のカッターに変更しました

赤い紙をくり抜くシーンは、最初このようにハサミを使おうとしましたが、切り口がきれいにならず断念。コンパス型のカッターに変更しました

画像: 台座(直径120センチ)にビルやタワー、観覧車をセッティング。奥の方で飛行機が飛ぶ夕焼けのシーンを撮っていたため、照明は薄いオレンジ色です

台座(直径120センチ)にビルやタワー、観覧車をセッティング。奥の方で飛行機が飛ぶ夕焼けのシーンを撮っていたため、照明は薄いオレンジ色です

画像: 工場が地面から回りながら出てくるシーンは、ターンテーブルを先端に取り付けた円柱(パイプ)を、スタッフさんが手で押し上げる方式です。調整にはかなり手間取りました

工場が地面から回りながら出てくるシーンは、ターンテーブルを先端に取り付けた円柱(パイプ)を、スタッフさんが手で押し上げる方式です。調整にはかなり手間取りました

画像: 飛行機が飛ぶリード線を調整中

飛行機が飛ぶリード線を調整中

画像: 監督の近藤さん。白いハートは、カミカラ作家の中村さんからお借りしたものです。今回の赤いハートづくりのお手本にさせていただきました

監督の近藤さん。白いハートは、カミカラ作家の中村さんからお借りしたものです。今回の赤いハートづくりのお手本にさせていただきました

画像: 今回、個人的には一番”美”を感じた観覧車。丁寧に作ってくれています

今回、個人的には一番”美”を感じた観覧車。丁寧に作ってくれています

画像: 初期の手書きの全体イメージ。この時点ではタワーがありません。都会らしい象徴が欲しくて後でリクエストしました

初期の手書きの全体イメージ。この時点ではタワーがありません。都会らしい象徴が欲しくて後でリクエストしました

いかがでした。手作り感いっぱいのスタジオはとても楽しかったですよ。完成作品も含めてこの"手作り感"というのも、ユニアデックスを表現するのにぴったりなんです。ちなみに音楽もオリジナルです。

メーキング映像もご覧になれます。こちらから

  作品名:   連鎖する街
  監 督:   近藤大介(birdseed)
  撮 影:   舛本晋一
  美 術:   岩瀬直美(R.mond)
  カミカラ監修:中村開己
  スタジオ:  黒澤フィルムスタジオ
  企画制作:  Viibar

【関連URL】
YouTubeチャンネル「UNIADEX Tube」開設の紹介記事
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