※ 2019年4月23日、セブン・ドリーマーズ・ラボラトリー株式会社は、東京地方裁判所に対して破産手続開始の申し立てを行いました。この記事は2017年5月9日に公開されたもので、取材当時の内容として、記事掲載を継続しています
NexTalkの新コーナーとして、今までITが入り込んでいなかった分野、もしくは、ITと掛け合わせたらこーんなことができた!という取り組みをご紹介する「ITX○○」。このコ-ナーへ最初にご登場いただくため、世界初の「全自動衣類折りたたみ機」を開発されたセブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズの阪根社長に会いにいきました。
社名がとてもステキなので由来を伺うと、一流の科学者、技術者が自由な発想で、研究・開発に取り組める場所 "dreamers laboratories" を世界に7箇所作りたいという想いから、"seven dreamers laboratories" と名付けられたそうです!
さて、「全自動衣類折りたたみ機」の名は「ランドロイド」。なんだか強そうなお名前・・・。正式なお披露目は、5月末になるそうです。どのようなデザインなのかとっても楽しみですが、外観はきっとスタイリッシュなデザインに仕上がっていらっしゃると思います。
阪根社長は、「これまでに世の中に無いモノづくりをする」ことをご自身のビジョンに掲げ、「全自動衣類折りたたみ機」の取り組みを開始されました。なんと!アイデアを閃いてから12年かかり、ようやく完成にたどりついたそうです。10年ひと昔といいますけど、阪根社長は、プロトタイプ版ができたときは、それは感無量だったそうです。
さて、「ランドロイド」は何をしてくれるのでしょうか。私が想像していた以上の働きをしています。残念ながら実機での体験はできなかったのですが、衣類を認識、たたんで仕分けるまで、全ての工程が全自動。衣類を投入してスタートさせるだけであとは全自動。さらに、アイテム別に仕分けができ、お父さん、お母さん、子供と家族別に分類も可能だと。まさにアメイジング!ですね。
発明家のお父さまの血を受け継ぐ阪根社長。社内で反対されることが何度もあったが「絶対にできる!」と10年間、言い続けられたそうです。
阪根社長のインタビューの掲載は、6月号を予定しております。阪根社長の生い立ちからはじまり、「ランドロイド」を開発するきっかけや完成するまでの道のり。異業種とのコラボによる将来の展開など、ワクワクするお話をお届けします。どうぞ、お楽しみにされてください。