Interop視察のためにはるばる幕張メッセにやってきました。当社もSDI / NFV ShowCaseにブースを構えています。
ブースへの来場者は、企業の情報システム部の担当者が3割、通信事業者が3割、残りが同業者や協業先というところです。
SDNとかSDIって、ハードウエアでやってたことをソフトウエアでやろうという話ですが、”断然コスト を抑えられる” というのはわかる。でもお客さまが一番関心を持たれているのは、機器の性能面と障害時の安心面。今までは、ハードウエアをもうひとつ用意することで、目に見えて安心感があったのに、ソフトウエアで冗長性を確保? 大丈夫? というのが本音なんです。そこでちょっと、ユニアデックスブース前で訊いてみた。
「当然、各ベンダーが商品側の対応で冗長性を謳っていると思うけど、じゃあわれわれSIerはどこが勝負の分かれ目に? 」
「それはソフトウエア開発力とネットワークのグランドデザイン力と、障害時の迅速で粘っこい切り分け力です。ソフトウエアの障害って相当粘っこく挑まないと難しいところがあるんです。だから勝負は、最後まであきらめない遂行力だったりするんですよ」
「えっ、じゃあ顧客満足度No.1を4年連続獲得している当社なんて、すごく有利なんじゃない? 」
「まあ、そうですね」
「えっ、じゃあなんで顧客満足度 No.1ロゴをブースに貼ってないの? ダメでしょ」
「あっ、忘れてました」
コメントを読む・書く