ユニアデックスで働く人の気持ち、想いをご紹介いたします。第一回は、入社3年目でPMを任されたエンジニア。
【第1回】
島垣絵美
2014年入社
アドバンストサービスセンター
リモートマネジメントサービス部
私は大学では国際協力を学びました。ITとは全く関係ないですね。
フィリピンのかなり危ない地域に滞在したこともあるんです。
海外の現地で活動するうちに、インフラ整備にすごく興味を持ち、これから日本で伸びていくのは何だろうか?と考えた時に、ITインフラに面白みを感じたんです。
文系なのに、研修を経て最初からエンジニアです。当社はそういう人が結構多いんですよ。
入社して最初の5年は、金融や文教やサービス業のお客さまのシステムを構築する部署にいました。そこではお客さまと直接やり取りすることが多く、コミュニケーションについて学ぶことが多かったです。今も金融や文教市場のお客さまがお相手ですが、仕事の内容はシステムのリモート運用と監視に変わっています。
最初の5年で身についたことなんですが、いただいた要件の「背景」をヒヤリングすることを今でも心がけています。お客さま自身が自社システムの監視をされている部分もある中で、ユニアデックスに委託されているメリットはどこにあるんだろう? ということを見い出すために。
お客さまの企業概要はもちろんですけど、その部署のミッションやゴールなども理解したいですし、お客さまのパーソナリティーとかも可能な範囲で。
入社3年目に、PM(プロジェクトマネジャー)を任せていただいたことがあります。文教のお客さまでパソコン教室の仮想デスクトップを構築するプロジェクトでした。実はそのお客さまから感謝状をいただきました。社内で表彰式があってステージに立っていた時に、サプライズムービーが流れて、メッセージまでいただいたんです。
自分では反省点ばかりだったのですけどね。「親身になって我々の側に入り込んでいただいた。よくやってもらった」 そんなメッセージで。ああ、少しはお役に立てたんだなーという実感が沸き上がって、大感激でした。
「カスタマーサクセス」ですか? その考え方については勉強中なんですが、今までのやり方では足りないのではと思っています。今までどおり、自分一人でお客さまの背景をとらえたところで、それがお相手の成功につながるかは分からないですし。
その意味で、自分の所属部署以外に関連部署とのコミュニケーションをより深めていく必要はあるかなとは思っています。周囲の部署と一緒に、どういったプロセスで行こうか突き詰めていかないと今まで以上のものは出せないですからね。