未来サービス研究所の八巻です。NexTalkで昨年の春に「テレワークあるある」のご紹介をしてからはや一年余り。未だコロナの影響が長引く中、当研究所でも引き続きテレワークにまつわる身近なギモンや悩みにアンテナを張り続けています。そんな中、注目したのが「落語とテレワーク、実は共通点があるかも!」

・・・さてさて、いったいどこに共通点が?

そのヒントを下さるのが元サラリーマン落語家 参遊亭遊助さんです!

今回インタビューをお願いしたきっかけは、日本経済新聞に掲載された「落語 DE 社史」の紹介記事でした(2021年1月12日文化欄)。もともと遊助さんのファンで落語を聴いたことはありましたが、「落語 DE 社史」のような会社員経験を活かした創作落語にも取り組まれていることは記事を読んで初めて知りました。

テレワークは直接人と対面するコミュニケーションに比べると、相手から受け取れる非言語情報(仕草や場の雰囲気など)が限定されるため、言葉のやりとりによる聴覚主体のコミュニケーションに偏る傾向にあります。

いっぽう落語も、噺家が一人きりで高座に上り、語りと所作だけを頼りに人を笑わせる聴覚主体のエンターテイメントです。新型コロナウイルスが発生する以前に退職されている遊助さんにテレワークの経験はありません。しかし、落語家として「言葉の力を軸としたコミュニケーション」には長けています。そこに会社員生活から得た知見が加われば、テレワークにともなうコミュニケーションの課題解決につながる、ユーモアと実践性にあふれたアドバイスを頂けるかも・・・とインタビューを申し込みました。

巧みな遊助さんの話術に我々研究所メンバーは笑いっぱなし。最後には小咄のお披露目もあり、楽しく贅沢な時間を過ごさせて頂きました。

インタビューでは、

Web会議でありがちな気まずい沈黙
発話のタイミングがかぶる「どうぞどうぞ」問題
長~いWeb会議の切り抜け方
一人暮らしで感じる孤独感・・・など。

テレワークをしている方なら思わずうなずくシーンでのお悩みに、遊助さんが独特の温かくユーモアある切り口で回答していきます。

それでは、参遊亭遊助&未来サービス研究所コラボ口演をどうぞお楽しみください!

「元サラリーマン落語家に訊く! テレワークですべらないリモート話術」全四席
其の一「Web会議の沈黙がつらい」「もっと雑談がしたい!」
其の二「Web会議、話に入るタイミングがむずかしい・・・」
其の三「長~いWeb会議や打ち合わせ・・・うまく切り抜けるには?」
其の四「カメラOFFでのプレゼン、一人暮らしの孤独…テレワークの悩みは尽きません!」

画像: 元サラリーマン落語家に訊く!テレワークですべらないリモート話術 取材こぼれ話(2021年5月27日号)

参遊亭遊助(豆生田信一)さんは、東京大学を卒業後、大手地方銀行入行。中枢部門や海外支店を経験し、ミシガン大学でMBAも取得されています。その後はセキュリティー企業へ移り、タイ現地法人社長、子会社社長などを歴任されました。この輝かしいキャリアを経て、60歳で落語家へ転身。古典落語の豊富なレパートリーはもちろん、語学力を活かした英語落語や企業の歴史を伝える「落語 DE 社史」、結婚式で余興として披露する「なれそめ落語」など創作落語にも力入れておられます。(もっと遊助さんを知りたい…という方は公式ホームページをご覧下さい。)

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