2019年7月号でインタビュー記事をお届けしましたが、おやつ好きな女性に大人気で、ITをフル活用したおやつの定期便「snaq.me(スナックミー)」を手掛ける株式会社スナックミーさん。 コロナ禍に新たなサービスを試行販売したところ、とても評判が良い!と見聞きしましたので、社長の服部さんと広報担当の地曳さんに突撃インタビューしました!

オツマミ―とは?

― コロナ禍で販売開始した新たなサービス「オツマミー」の評判が良いと伺っています。どのようなサービスでしょうか。

「オツマミー(otuma.me)」は、ご自宅での「晩酌の時間」の価値を上げることをコンセプトにした、おつまみの詰め合わせセットです。2020年4月にお客さまのご要望から試行販売していました。ビールやワインなどお好きなドリンクのおともに、人工甘味料、着色料、保存料などは使わずに、素材本来が持つ美味しさを最大限に活かした、こだわりの製法で作り上げたおつまみを取り揃えています。なお、ご好評いただいたオツマミー第一弾は5月に完売しました。

画像: ビールでもワインでもお好きなドリンクで、ワンランク上のおつまみを!スナックミーでお届けしているおやつの中から、宅飲みやオンライン飲みに最適と思われるおつまみを7種を厳選し、オツマミ専用BOX「オツマミー」として販売

ビールでもワインでもお好きなドリンクで、ワンランク上のおつまみを!スナックミーでお届けしているおやつの中から、宅飲みやオンライン飲みに最適と思われるおつまみを7種を厳選し、オツマミ専用BOX「オツマミー」として販売

― なるほど!おやつと同様に素材にフォーカスした身体に優しいおつまみなんですね。販売のきっかけは?

新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛の影響から、自宅でアルコールを楽しむ「宅飲み」や自宅にいながらオンラインで親しい仲間や会社のメンバー、離れた家族などとリアルタイムにお酒を飲む「オンライン飲み会」がトレンドになっています。

これまで「おやつ」を中心にお届けしてきたスナックミーですが、宅飲みやオンライン飲み会の広がりを受けて、お客さまから家で飲む時に「最適なおつまみがほしい」「もっと家飲みを充実させたい」というお声を何件もいただきました。多くの方に家での時間を楽しんでもらいたいという想いから、「家で楽しむおつまみセット」の販売を開始することにしました。

― お客さまの声をスピーディーに対応する強みを生かされていますね。どのような利用者が多いのか?反響はいかがですか?

「snaq.me」は、ご購入される方の大半(95%)が女性の方でしたが、オツマミーは男性の方にも好評で、お買い求めいただいています。ご利用者の半数程度が男性の方なんです!

嬉しいことに、「宅飲みが増えた今まさに欲しかった商品」「家飲みが充実~」「おつまみの内容も発売タイミングも最高」などお喜びの声を多くいただきました。

さらに、お客さまのお声の中から「ワインに合うおつまみが欲しい」というをご要望を多くいただき、おつまみ開発に活かしたほか、ご自宅での利用に加えて、企業の福利厚生として数十人規模での「オンライン納会」のおつまみとしてもご利用いただきました。家飲みをする環境が続く中でオツマミーの定期便化を求めるお声も多数いただき、検討しているところです。

画像: ― お客さまの声をスピーディーに対応する強みを生かされていますね。どのような利用者が多いのか?反響はいかがですか?

― 既存の「snaq.me」サービスに与えた相乗効果は?

「snaq.me」は2016年3月のサービス提供開始から、おかげさまで月次で5~10%成長し、昨年1年の事業規模は2倍に成長しています。生産者さんとのお取引も100社近くになりました。おやつを生産いただいているメーカーのなかにもオツマミを開発していただいており、商品開発の相乗効果が生まれています。また、「snaq.me」は、コロナの影響から売上が減少してしまったメーカーとのコラボレーションを行っていて、これからも商品開発に力添えをいただき、一緒に頑張っていきたいと思っております。

― テレワークが増え、家でも美味しいおやつを楽しみたいというニーズが高まったのですね。ところで、御社のコロナ対応は?働き方の変化はありましたか。

当社は、自社工場を構えているため出社しているメンバーも多いですが、妊娠中や子どもがいる社員はフルリモート、その他社員も必要に応じてテレワークを行っております。

コロナ禍で、注文が増えたこともあって、これまで以上に業務の改善スピードをあげていく必要性が生じました。業務の改善スピードをあげるためには、社内全体で他チームとの連携をより強める必要があり、その一環として、情報を積極的にオンラインで共有していく文化がさらに強くなりました。

また、これまでお取引のあったメーカーの中にも、コロナによって打撃を受けた会社が多く存在しました。幸いにもコロナ禍でも成長を続けられた当社との取り組みによって、店舗向け商品などの売上減を一部カバーできる会社もあることがわかり、生産者のためにもスナックミーができることがあることに気が付いたことはとても大きな発見でした。

今はフルリモートは難しく、必ず誰かが出社しなければおやつの配達ができないのです。機械による自動化をすすめ、ゆくゆくは全業務がリモートでまわるよう改善していきたいと考えています。

― これからが楽しみですね!最後に、今回の需要の変化は、コロナ終息後も続くと予想されていますか? 元の需要に戻るとお考えですか?

「snaq.me」、「オツマミー(otuma.me)」ともに需要は今後も増えていくと考えていますが、おそらく完全にコロナ前の状態に戻るということはなく、新しい状況になっていくと考えています。先が読みにくい状況の中で、当社の強みを生かし、時代やニーズに合わせて柔軟に変化し、スピーディーに動いていきたいと思っております。

画像: 株式会社スナックミー 服部 慎太郎社長。

株式会社スナックミー 服部 慎太郎社長。

ありがとうございました!コロナ禍で成長を続けている企業はあまりないように思います。スナックミーさんは、持ち前のIT力とSNSを活用してお客さまの要望を素早く商品開発に適用する企業姿勢が、成長のカギなんだと思います。

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