2018年6月7日、8日の2日間、日本ユニシスグループの総合イベント『BITS2018』がANAインターコンチネンタルホテル東京(東京都港区)にて開催されました。毎年大盛況で、2018年は2日間で約2,800名が来場しました。
日々進化するICTソリューションの世界における「2018年の最先端」を体感し、その可能性を感じるために、NexTalkの編集スタッフ「ミキティー」が展示ブースに突撃取材してきました!
2018年は全部で45の展示ブースが出展されました。早速、ブースを回ってみたいと思います。

画像: NexTalkの編集スタッフ「ミキティー」のキャラクター

NexTalkの編集スタッフ「ミキティー」のキャラクター

【ブースNo.9 IoT故障検知・施設保全・製品価値創造】

まずは、IoT! さすがの私も、聞いたことがあります。このブースでは、IoT技術を集約した「AirInsight Maintenance」「AirFacility Aqua」「AirProduct Machine」について紹介しているそうです……。「え、なに?」というわけで、1つずつ説明していただきました。

「AirInsight Maintenance」は、産業機器の予防保全を行うシステムです。工場内の回転機械に振動センサーを設置し、機械学習によって異常を検知することで、故障時期を予測できます。例えば、機器に傷が生じた場合、正常時とは違う振動を振動センサーが素早くキャッチして異常を知らせてくれます。故障する前に、迅速な対応が可能になるというわけですね。

画像: IoTサービスのAirシリーズは、ユニアデックスのイチオシです!

IoTサービスのAirシリーズは、ユニアデックスのイチオシです!

「AirFacility Aqua」は? Aquaって水だよね、と思ったら、ここではトイレのことでした(笑)。トイレの個室にセンサーを設置すれば、利用者の出入りが把握できます。モニターで利用状況が把握できると、お客さまは便利です。管理者も、稼働率や不具合を確認できるメリットは大きいですね。

例えば、長時間、ある個室が利用されていないなら、汚れているか、故障している可能性があります。実際に、実証実験を行った企業でも「トイレの管理が便利になった」と好評みたいですよ。
一方で、当初は「長時間の利用がある場合は、声をかけることで安全性の向上につなげる」という使い方も想定されていたそうですが、実証実験をしている鉄道会社からは、「実際は、なかなか声をかけづらいのです」という声もあるそうです。なるほど、これは、実際に導入してみないと分からないことですね!

そうそう、トイレに設置するこのセンサー、この1年でさらに進歩を遂げたそうです。電池式のセンサーは、実証実験でお客さまから「電池交換が不便」という声があり、電池レスセンサーも採用することに。トイレのカギが動くわずかなエネルギーを電力に変換して、トイレのカギを閉めたら発電するそうですよ!

画像1: 日本ユニシスグループ主催『BITS2018』潜入レポート!:前編
(2018年7月10日号)

「AirProduct Machine」はメーカー向けのシステムで、稼働データを収集・蓄積・可視化できるため、販売した製品がお客さまにどう使われているかを確認できるシステムです。機械の故障対応や保守業務など、お客さまへのアフターフォローを充実させることができるのですね。
これらのIoTシステムは、この数年間、実証実験でお客さまの声を拾いながら改善を行ってきたものです。いよいよ、実証実験フェーズを卒業し、運用フェーズに移行しつつあるとのことです。

【ブースNo.12 バーチャルオペレーターによる各種応対~インバウンド含めた効率化とCool Japanのうれしさ提供~】

次のブースは、ここ! 日本ユニシスのブースです。スクリーンに映ったアニメの女の子が、かわいくて気になります。しかも、動いているし! これは何のブースなのでしょうか?

実はこの子、音声認識・AI・音声合成のツールとキャラクターを組み合わせた「バーチャルオペレーター」だそうです。質問や疑問を文字入力するか、話しかけることで、バーチャルオペレーターが答えてくれるのです。

画像2: 日本ユニシスグループ主催『BITS2018』潜入レポート!:前編
(2018年7月10日号)

例えば、企業のコールセンターなどに、夜中に聞きたいことがあって電話をしても、録音された音声で「営業時間は終了しました」と言われちゃいますよね。でも、このバーチャルオペレーターを設置すれば、人が応対できない時間帯でも、簡単なことなら代わりにお客さまの質問に答えてくれるのです。業務の効率化にも、サービス向上にも直結しますよね!

翻訳機能も搭載されているので、英語にも対応可能です。今後、さらに多言語化が進めば、2020東京オリンピック・パラリンピックの際も大活躍ですね。外国人にストレスなく観光してもらえますし、アニメキャラを使えば、外国人ウケも間違いありません。

ちなみに、ここに写っている子は、デモのために作られたものだそうです。バドミントンのユニフォームを着ているのは、日本ユニシス実業団バドミントン部の部員をモデルにしているからですね。もちろん、イケメンの男子部員もいますよ。

画像3: 日本ユニシスグループ主催『BITS2018』潜入レポート!:前編
(2018年7月10日号)

そしてなんと! オリジナルのキャラクターを使うことも可能です。企業のキャラクターが質問に答えてくれたりしたら、楽しいですよね。

ということは! 私、ミキティーキャラも作ってもらえるってこと??

えっと、利用者の皆さん。ミキティーに問いかけるときは、簡単な質問にしてくださいね(笑)。

【ブースNo.35 クラウドを利用してセキュアに働き方改革!】

こちらのブースには、よく耳にする「働き方改革」の文字が。このホワイトボードは昨年の『BITS2017』でも見覚えがありますね。確か、LINE WORKS、Cisco Webex Teamsなどのツールを活用して、テレビ会議、デジタルボード連携などを利用。チームのコミュニケーションの活性化や、柔軟な働き方が実現するのですよね。

画像: 働き方改革もユニアデックスにお任せください!

働き方改革もユニアデックスにお任せください!

担当者によると、近年、セキュリティーに慎重な金融機関もクラウドサービスを取り入れるなど、日本企業の間でもクラウドサービスに対する抵抗感が減少しているそうです。このブースで紹介しているシステムも、クラウドセキュリティーを高めるCASB(キャスビー)」と連携され、アクセス権制御、データ漏えい防止、データ暗号化などが可能となり、セキュリティーが強化されました。

例えば、社外メンバーを含むプロジェクトメンバーのグループに、「社外秘」の文字を含むワード文書を添付しようとしても、自動的に削除されるように設定することも可能だとか。私みたいなうっかりさんには、こうしたクラウドセキュリティープラットフォームは心強いですね!

担当者は「日本のビジネス社会から、『会議のためにオフィスに戻らないといけない』という概念をなくしたい」と言っていましたよ。確かに、パソコンやスマホを使って、どこでも安心してコミュニケーションを取れるシステムがあれば、会議室での会議は減りそうですね!

画像4: 日本ユニシスグループ主催『BITS2018』潜入レポート!:前編
(2018年7月10日号)

ブースの皆さん、お邪魔しました!後編は、次世代ネットワークや瞳孔表情解析技術など最先端事情をお届けします。

日本ユニシスグループ主催『BITS2018』潜入レポート!:後編

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