ランチスポットや料理を紹介するテレビ番組とか記事って、ついつい見てしまいますよね。
身近な話題だし、今度行ってみたいと思ったり、友達と会話のネタに使ってみたくなるんですよね。

「ふれる、楽しむ、くつろぎ系ICT情報」を謳うNexTalkとしても、いつかはそんな記事を掲載したいと思っていたんです。当社にわざわざお越しになるお客さまやパートナーの皆さまの店探しのお役にも立つだろうし。 ということで構想から半年、ついにコーナーをつくることになり、当社が本社を構える豊洲界隈のお店を取材することになりました。

さて、豊洲には20年お世話になっているし、それなりにお店は知っているけど、第一回目のお店はどこがいいだろう? 一般的には知られていない企業のオウンドメディアの取材に応じてくれるだろうか? などとスタッフ間での逡巡を経てお声がけしたのは、焼肉の「深川壱番亭」さん。豊洲駅、4番・5番出口から徒歩1分。大通りから一本入った裏通りのお店です。当社と同じく豊洲にお店を構えて20年という情報を知り、がぜん親近感がわいて取材を申し込んだところ、快く応じていただきました。

画像1: 新企画_豊洲界隈のランチスポットご紹介コーナー
本編開始前に、取材こぼれ話を・・・

でも、恥ずかしながら僕自身は利用したことがない。取材者としてはなんだか引け目を感じる。
ん? よく見ると「深川壱番亭」の経営会社は市村食肉販売株式会社となっている。市村? 肉販売? もしかして、僕がしょっちゅう利用している「味処いちむら」と同じ経営か? なんだ早く言ってよ。じゃあ堂々といこう。などという個人的な逡巡のことは知らずに笑顔で取材に応じてくだっさったのは、同社社長の奥様で専務でおかみさんの市村順子さんです。

画像2: 新企画_豊洲界隈のランチスポットご紹介コーナー
本編開始前に、取材こぼれ話を・・・

冒頭、「表通りの『味処いちむら』いつも使わせていただいてます! とくにメンチは必ず頼みます」と恩着せがましく言うと、お店の成り立ちを丁寧に教えてくださいました。「元々は豊洲に工場を構える会社の社員食堂にお肉を卸したり、小売販売をしていたんですが、肉の知識を生かして90年代に焼肉屋に転身。その後、『味処いちむら』を店長さんに、その1階にある『肉のいちむら』は社長の弟夫婦にのれん分けしたんです」。 なるほど、上手い肉を出すわけだ。納得。

おかみさんには、豊洲の変化、料理に対するこだわり、お客さんとの思い出、地域とのふれあいなどについて、とてもたくさんのエピソードをお話いただきました。その内容は、8月の本編を待っていただきますが、ここでは収録仕切れなかったこぼれ話を・・・

壱番亭は、地元とのつながりが深く、近隣の小学2年生の生活科の「お店探検」に協力しているほか、中学生の職場体験も受け入れているそうなんです。自分たちも豊洲で3人の子どもを育てたため、恩返しのつもりで続けているそう。

「お子さんたちが、『お肉ってどうやってお店に来るんですか?』『お肉はどうやって切るの?』『お店の名前になぜ深川って付くんですか?』って。ふだん気に留めないようなことを聞かれて、原点を再確認させられます」

はて? たしかになんで「深川」なんだろう? ここは豊洲なのに。

「江東区は、城東区と深川区が統合されて昭和22年にできた区。このあたりは当初、江東区深川豊洲という地名でした。そしてここ豊洲は富岡八幡宮の氏子で、神田祭、山王祭と並ぶ江戸の三大祭の一つである深川祭(富岡八幡宮例大祭)では、御神輿の巡行も行われます。そんなわけで、店名に『深川』が付いているんです」

なるほど、勉強になります。

ひとまず、こぼれ話はここまで。本編をお楽しみに!

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