2017年6月8日、9日の2日間、ANAインターコンチネンタルホテル東京にて開催された日本ユニシスグループの総合イベント『BITS2017』。展示コーナー突撃レポートの後半です!

後半のレポートは、AI/Roboticsゾーンからスタート。まずは、愛しのPepper(ペッパー)とSota(ソータ)が待つブースに直行!

【ブースNo.30 ヒトとキカイとが「共生・共働」する未来社会の創造】

いやー、ペッパーとソータに迎えられると、癒やされますね。と、いきなりソータに、「笑顔測定、年齢判断、性別判断の写真を撮ります」と言われて…。“らいぶろ”に続き(前半レポート参照)、また撮影!? やっぱり、『BITS2017』気を抜けません!!

とりあえず、満面の笑みでソータを見つめると、ソータが私の顔を検知して、撮影終了。すぐにプリンターから写真が印刷されてきます。ドキドキ。一番気になる年齢判断は? 実年齢マイナス11歳! さすがソータ、女性の扱い方を心得ていますね!!

画像1: 【ブースNo.30 ヒトとキカイとが「共生・共働」する未来社会の創造】

ちなみに、笑顔測定は65点!! 「え? あんなに満面の笑みだったのに?」と驚いていると、担当の方いわく、「いやー、ソータの笑顔測定は厳しいので、これ、かなり高得点ですよ!」とのこと。その時点で、来場者の最高得点は67点だったそうです。ソータ、ちょっとやそっとの笑顔では、満足してくれないのね。

画像2: 【ブースNo.30 ヒトとキカイとが「共生・共働」する未来社会の創造】

もうひとつのデモは、パワーポイントのノートにロボットの名前とセリフを書いておくと、プレゼンテーションに合わせて指定したロボットが話すというものでした。つまり、ペッパーやソータたちが掛け合いをしながらプレゼンテーションする仕組みを簡単に実現でき、ロボットたちにプレゼンテーションをお任せできるということですね。

ブースには、ペッパーやソータの他にもRoBoHoN(ロボホン)や KIROBO mini(キロボミニ、担当者の私物)がかわいく並んでいました。ソータ、ロボホン、キロボミニには共通点があるのですが、みなさんお気付きでしょうか? 実は、すべてロボットクリエーター高橋智隆さんのデザインだということ。みんな、本当に兄弟みたい!

画像3: 【ブースNo.30 ヒトとキカイとが「共生・共働」する未来社会の創造】

【ブースNo.36 サービスロボットによる新たな未来】

かわいい人型ロボットたちに別れを告げると、今度は会場の隅に、立派なロボットが4台並ぶエリアを発見!

画像: 左から、「THOUZER(サウザー)」、「NAVii(ナビー)」、「Libra(リブラ)」、「RANBOT(ランボット)」。

左から、「THOUZER(サウザー)」、「NAVii(ナビー)」、「Libra(リブラ)」、「RANBOT(ランボット)」。

日本ユニシスは、サービスロボットを活用する取り組みを進めているそうです。ここに並んでいるロボットたちも、これから活躍する期待の新人たちなのですね!

1台目の「RANBOT(ランボット)」は、なんとランドセル製作技術を駆使した医療用の見守りテレプレゼンスロボット(システムクラフト社製)。なるほど! ランドセル+ロボット=ランボットなのですね!! ランドセル同様に、耐久性や軽さに優れるほか、温かみのあるイメージが特徴です。ランボットは東日本大震災の際に、現場での医師不足を教訓として開発されたそうですよ。主な機能は、コールセンターからロボットを操作できる遠隔操作、スカイプ機能を利用した対話機能、コールセンターから患者さんの血圧、心拍、体温などを検診することができる健康情報取得機能です。実用化に向けて、現在検証中とのこと。

2台目は、東京都立産業技術研究センターが試作開発した自律移動型案内ロボット「Libra(リブラ)」。日本ユニシスと08ワークス、パルコの3社共同研究にて、この「Libra(リブラ)」をベースに新しいロボットを開発しているそうです。店舗を訪れるお客さまに、各種サービスの案内を多言語で提供したり、営業時間外に店舗の店頭在庫確認をお手伝いしたりできるそうですよ! 2017年秋にはパルコで実証実験を行う予定だそうです。がんばってほしいですね。

画像: 【ブースNo.36 サービスロボットによる新たな未来】

3台目のFellow Robots社の「NAVii™」は、すらっとした、たたずまい。2017年3月~4月はヤマダ電機様の店舗で実証実験を行い、お客さまの予算や希望に応じて、お勧めする商品を絞り込んだり、お客さまの選んだ商品の前まで案内したり、欠品や値札の間違えを見つけたりしたそうです。なんて、お利口。閉店時間に合わせてほぼ毎日、約1万点の商品に対して在庫チェックをするなど、一生懸命な働きが評価されたようですよ。
将来的には、AIを強化することで、店員さんの代わりができるほどの接客技術を身に着けることができるかも、ということで、期待されています

4台目は、追従運搬ロボット「THOUZER(サウザー)」(Doog社製)。人の後ろについてくる(自動追従)、特殊塗料でラインを作ると、そのラインに沿って無人走行する(無人ライン走行)という2つの機能を持っています。後ろをついてきてくれるなんて、かわいいですね。無人ライン走行は、塗料で床に線を引くほか、塗料がついたヒモやビニールテープで道を作ると、その上を走ってくれるということなので、驚きです。例えば、頻繁にライン設計が変わる工場においても、テープを貼り替えるだけで済むので、かなりのコストカットになります。そのまま運搬ロボットとしてはもちろん、サウザーを土台として、上部に日本ユニシスならではの付加価値をつけることも検討しているそうです。さまざまなビジネスシーンで活用できそうですね!

最後にやってきたのはCloud/Polygon Solutionゾーンです。

【ブースNo.37 ITOを司るマネージドプラットフォーム】

こちらのブースでは、ユニアデックスが提供するワンストップITOサービスについてご説明いただきました!

画像1: 【ブースNo.37 ITOを司るマネージドプラットフォーム】

ICT環境は変化が激しく、自分たちで最適なシステムを導入・活用するのは、なかなか大変です。
ユニアデックスは、お客さまのビジネス内容や勤務環境に応じて、システム要件をヒアリング、どんなサーバーが必要なのかなどを提案するとともに、クラウドサービスの提供、運営、保守、トラブル対応などのアフターケアまで、ワンストップで提供しているそうです。担当者は、「費用は一見高く見えますが、他社サービスとは異なり標準で手厚いサービスが付帯されているため、決して割高なサービスではありません」とのことでしたが、最先端の知識と安心感、手厚いサービスでビジネスを支えてもらえると思えば、魅力的ですよね!

画像2: 【ブースNo.37 ITOを司るマネージドプラットフォーム】

【ブースNo.40 3次元ポリゴンデータ編集ツール「POLYGONALmeister」~3Dプリンターでの活用例/土木・地形データでの適用例】

ガイコツの模型が目を引く日本ユニシス・エクセリューションズのブースでは、理化学研究所との連携研究を通じて開発されたポリゴンデータ編集ソフトを紹介しています。

画像1: 【ブースNo.40 3次元ポリゴンデータ編集ツール「POLYGONALmeister」~3Dプリンターでの活用例/土木・地形データでの適用例】

例えば、骨の模型は、CTスキャンを撮り、骨を輪切りにしたデータを取得。それを3次元化し、3Dプリンターで出力します。その過程でのデータのノイズを削減したり、データ量を軽量化したり、不正データを削除することができるのが、POLYGONALmeisterだそうです。すでに、東京歯科大学などの医療現場で使われているほか、東京大学では、地形調査に使うデータ編集に活用されています。
また、ペットの写真や人物の写真をスマホに取り込み、立体的なオブジェを作るといった遊びもできるそうです! 周りにある、あんなものやこんなものも、立体的にしてみたくなりそうですね!

画像2: 【ブースNo.40 3次元ポリゴンデータ編集ツール「POLYGONALmeister」~3Dプリンターでの活用例/土木・地形データでの適用例】

ブースを楽しんでいる間に、いつのまにか2時間経過。すべてのブースは回りきれませんでしたが、これにて突撃レポートは終了。展示コーナーでは、ブースを回ってシールを集めると抽選ができるスタンプラリーも開催されていました。抽選の特賞はなんと、iPhone/iPad専用テレビチューナーという豪華さ!! ……だったのですが、残念ながら、特賞は当たらず。参加賞のユニシス特製ミンティアをいただきました!

期待以上に楽しめた『BITS2017』 
どんどん進化するビジネスエコシステムの世界からは、今後も目を離せません。

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