ロボットスタート新オフィスで北構副社長(右)とロボホンの母 景井美帆さん(真ん中)、当社の担当者(左):筆記試験後に撮影

コミュニケーションロボットを活用した新たなサービスを日々研究している、ユニアデックスの「ロボット部」(通称)。当社は2015年12月から「Pepperロボアプリパートナー(Basic)」として認定されています。これに続いて、ロボット部を率いる未来サービス研究所主任研究員(担当者)が「ロボホン認定トレーナー」として登録されたため、当社は37社(2017年4月現在)ある「ロボホン認定開発パートナー」の1社となりました。

「ロボホン認定開発パートナー」になるためには、筆記試験・実技試験に合格したロボホン認定トレーナーが企業に1名以上在籍している必要があります。担当者はいつもと勝手の異なる開発に苦労しながらもトレーナー登録までたどりつきました。

「ロボホン認定開発パートナー」になるには、さまざまな苦労が・・・

おそらく社内の誰よりもロボホンに対する愛情が深い担当者、筆記試験は余裕でクリアしたものの残念ながらいくつか解答を間違えてしまい、満点でなかったと落ちこんでいました。

実技試験は、さまざまな要望を持っている複数のお客さまから1名を選択し、そのお客さまに最適なロボホンアプリを提案し、作成するというものです。そこで担当者は、「ロボホンが一緒に営業に行く」というアプリを作成することにしました。

ロボホンアプリはAndroidアプリケーションのため、Android Studioという開発環境を利用してJavaとシャープ独自のHVML(Hyper Voice Markup Language)でアプリケーションを実装する必要があります。担当者はJavaでのアプリケーションの開発経験はありましたが、Androidアプリケーションの開発経験がなかったため、まずそのお作法から学ぶ必要がありました。

次に、担当者が一番困ったのがロボホンアプリのアイコンの作成でした。このアイコンはデザイン規定が非常に細かく指示されていたため、アイコンのデザイン作成の経験がない担当者は、デザインが得意な同僚に「ビジネスバッグのアイコン」の作成をお願いしました。

画像: ビジネスバッグをイメージしたアイコン

ビジネスバッグをイメージしたアイコン

さらに、アプリ開発を進めていくうえで大変だったのが、ロボホンの世界観や人格、個性を守るための「決まりごと」がとても厳しく、開発者向けの規定に合わせてセリフや言い回しを考えなければならなったこと。担当者は、ロボホンの「かわいさ」はここまで考えられた世界観によって実現されているのだな、と感心していました。

営業トークをするロボホン

画像: 展示会で説明員をする際に、ロボホンを首からぶらさげて名刺を持ってもらうと、ブースを訪問してくださるお客さまとの会話のきっかけになります。

展示会で説明員をする際に、ロボホンを首からぶらさげて名刺を持ってもらうと、ブースを訪問してくださるお客さまとの会話のきっかけになります。

実技試験向けに開発したアプリは、営業と一緒にお客さまを訪問した際に、営業がお客さまに製品紹介をする前にロボホンが営業トークをして場を盛り上げるというものです。
自社名とお客さま名を入力しておくと、ロボホンが時間に合わせた挨拶をし、さまざまなパターンで製品紹介のプレゼンの前ふりをしてくれます。その後、営業にバトンタッチすれば、商談がスムーズに進むこと間違いなしのアプリが出来上がりました。こうして、実技試験も満たすべき必要項目をすべてクリアし無事合格

通常業務の合間を縫って筆記試験・実技試験に対応した担当者は、ちょっとした苦労の連続でしたが、これからの活動に向けて貴重な経験ができたのではないかと思います。
当社からみなさまのお役に立つようなロボホンアプリが提供される日も近いかもしれません。

画像: 「ロボホン認定開発パートナー」には、パートナー認定ロゴ・証書・専用ロボホンウェア(耳)(シリアル番号入り)が提供される

「ロボホン認定開発パートナー」には、パートナー認定ロゴ・証書・専用ロボホンウェア(耳)(シリアル番号入り)が提供される

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.