昨年末になりますが、WirelessWire News で連載中の『ヒトとモノを巡る冒険』第6回が公開されました。今回は人と対話するロボット型スマートフォン「RoBoHoN(ロボホン)」を企画されたシャープ株式会社 コミュニケーションロボット事業部 商品企画部課長 景井美帆さんへのインタビューです。お話を聞きにうかがったのは東京・芝浦。浜松町と田町のちょうど中間にあるシーバンス(ツインタワー)です。ここは山手線の車内からは近くに見えますが、駅から歩くとちょっと距離があります。曇りがちな晩秋の朝、都営三田線の田町駅で降りてうかがいました。

インタビュー冒頭にあるように、スマートフォンをテーマとした新規事業の検討がロボホン誕生のきっかけでした。こうした経緯があるからか、「ロボホン」はロボットですが、スマートフォンでもあります。ヒトの形をしていて、ちょっとした動きがあって、すこし気の利いた機能がついているスマートフォンということです。だから名前も「ロボホン」なのでしょう。

店頭やイベント会場では、RoBoHoNオーナーが、RoBoHoN同士を対話させたいと言ってくることも少なくない

この不思議なスマートフォンの特徴は音声によるヒトとのインターフェースにあります。スマートフォンとしてよく目にする iPhone や Android では Siri や OK Google などの音声コマンド機能が提供されていますが、ロボホンはヒトの形をしているということもあり、すこし違うアプローチでヒトとのインターフェースの実現を試みています(詳しくはインタビューをご覧ください)。このインタビューも一つのきっかけなのですが、音声インターフェイスは重要だと改めて感じています。ロボホンを持っているユーザーにとっては直感的に感じていることかもしれませんが、こうしたことを文字にできたのは今回のインタビューの成果ではないかなと勝手に感じています。

インタビューした翌々週にシャープ元副社長の佐々木正さんを描いた『ロケット・ササキ:ジョブズが憧れた伝説のエンジニア・佐々木正』(大西康之著、新潮社)を読んでみました。佐々木さんはシャープの技術トップとして半導体の開発競争を指揮し、日本を世界のエレクトロニクス産業の先頭へ導いた方です。この本に描かれている佐々木正さんの人生のキーワードに「共創」があります。「共創」とは、情報を隠したりせずにオープンにすることで人脈を形成し、信頼を得て新たな価値を創り出すこと。ユニアデックスの IoT への取り組みでも「共創」をキーワードにしているので参考になるなと読み進めていたら、101 歳になった佐々木正さんのところに景井さんが開発途中のロボホンを持って行って説明するシーンがありました。これもなにかの縁だと思い、共創を進めていく想いを強くしました。

なお、今回のインタビューで『ヒトとモノを巡る冒険』は一段落いたします。WirelessWire News 編集長の板垣さん、編集の狩野さん、面白い企画でご一緒させていただきありがとうございました。また、インタビューに応じていただいた皆さま、ご多忙な中、貴重で示唆に富んだお話を伺わせていただきありがとうございました。感謝しております。

WirelessWire News
ヒトとモノを巡る冒険#6前編はこちら>>> https://wirelesswire.jp/2016/12/58300/
ヒトとモノを巡る冒険#6後編はこちら>>> https://wirelesswire.jp/2016/12/58353/

コメントを読む・書く
Next

This article is a sponsored article by
''.